山田豊文 杏林予防医学研究所所長 米国公営法人サイエンスアカデミー理事長 日本ミネラルファスティング協会会長
米シカゴ・ドクターズデータ社にて

薬を用いずに人が本来持つ治癒力を引き出して病状を改善する栄養療法に出会い、自らの病気体験を克服した経緯から、ライナス・ポーリング博士が提唱する分子整合医学の理論に感銘。ミネラル栄養学及び毛髪ミネラル分析を米国のドクターズ・データ社で学び、同社が認定する指導者としての資格を取得する。

1984年、予防医学のためのスクリーニング手法として、日本にいち早く毛髪ミネラル分析を採り入れる。

左:2007年 読売ジャイアンツでの講演/右:2010年 衆議院会館での講演

がんの治療法として米国ではよく知られるゲルソン療法など、野菜ジュースを使った体質改善に早くから着目。その効果について研究を重ね、予防医学理論に基づいた独自の断食プログラム「山田式ミネラルファスティング」を確立。単なる減量法とは一線を画した美容や健康管理の包括的手段として、多くの実践者を輩出。

また、アスリートや著名人のコンディショニングの一環としても同プログラムを導入。目覚ましい成果をあげ、各界の著名人から支持を得ている。

一方、日本マグネシウム学会や日本微量元素学会、国際微量元素学会、日本ビタミン学会、日本農芸化学会等の会員となり、ミネラルやビタミンなど微量栄養素に関しての研究を深める。

これらの研究をもとに、昨今の日本人の体力低下や病気発生の根本問題には深刻なミネラル欠乏や代謝異常、それに伴う細胞の変性や機能低下があると考え、主に医師や医療従事者、栄養学を学ぶ人たちに対する新たな予防医学の普及を目指し、1985年に杏林予防医学研究所として活動開始。

また、ミネラルやビタミンなどを適切に補給する「足し算の栄養学」と共に、不要なものを適切に取り除く「引き算の栄養学」の重要性にも注目し、そのためには“食べないこと”(断食)が絶対不可欠であるという結論に到達。日本に「ファスティング」を普及させるきっかけとなり、その後も研究を続ける。

さらに、分子整合医学や分子生物学、細胞生物学などの研究を進める中で、「あらゆる方面から細胞の環境を整えれば、誰でも健康に生きていける」というコンセプトの「細胞環境デザイン学」を提唱・確立し、本来あるべき予防医学や治療医学の啓蒙や指導を行う。2013年には「杏林アカデミー」を開校。自ら講師を務める各種講座を通じて、細胞環境デザイン学を日本に広めていくための人材育成に力を注いでいる。

2018年には日本幼児脂質栄養学協会(JALNI)を始動、2019年に一般社団法人化。2022年に日本幼児いきいき育成協会に名称変更。子どもの健全な育成を目的としたさまざまな活動を全国各地で展開している。

ファスティングを世に知らしめた第一人者

がんの治療法として米国ではよく知られるゲルソン療法など、野菜ジュースを用いた健康法に早くから着目。その効果について研究を重ね、発酵飲料を用いながら準備期・断食期・復食期を過ごすという断食プログラムを、日本で初めて「ファスティング」(fasting)として紹介。それまでは修行や宗教儀式などのイメージが先行しがちで、あまりポピュラーな存在ではなかった断食を、誰もが気軽に行える、科学に基づく健康法にまで昇華させ、ファスティングという言葉を世間に定着させた、ファスティングのパイオニアである。

その後、当初から最も重視してきた栄養素のマグネシウムを断食期にも補給することで、ファスティングの効果を高めるノウハウを独自の理論として発展。さらに、現代人の生活環境をふまえ、ファスティング中に強化すべき栄養素として、マグネシウム・カルニチン・MSMの3成分を「ファスティング三種の神器」に選定。生活習慣全般の改善にも取り組みながら、心身の健康の維持増進を追求しつつ、より安全で効果的なノウハウとして【山田式ミネラルファスティング】を確立・提唱。トータルパッケージの健康プログラムに位置づけ、さらなる普及に努めている。

これまでに、アントニオ猪木氏、美川憲一氏、落合博満氏、元・横綱白鵬関(宮城野親方)、横峯さくら氏、筒香嘉智氏、窪塚洋介氏(順不同)ほか、各界の著名人やアスリートに対し、それぞれの体調管理やコンディショニングの一環として同プログラムを導入。目覚ましい成果を上げ、多くの支持を得ている。

また、テレビや新聞、雑誌、インターネットなど、各メディアからの取材や出演、著書や監修書、さらにはシティーホテルやリゾートホテルの宿泊プランへの同プログラムの導入などを通じて、世間に広くあまねく「山田式ミネラルファスティング」を紹介し、全ての現代人に“食べないこと”の意義や重要性を訴え続けている。

「細胞環境デザイン学」とは

  • 私たちの体は何十兆個もの細胞で成り立っています。そして、体を構成するシステムは、骨格系、筋肉系、神経系、循環器系、内分泌系などに大別され、それぞれのシステムを専門とする細胞の集まりでできています。200種類ほどにも及ぶといわれるこれらの細胞は、形や大きさ、役割などは違っていても、基本的な構造やメカニズムなどは共通しています。

    1個の細胞は、それ自体が立派な生命体です。1個の細胞の中で生命活動が完結していて、それがたくさん集まることによって、骨や筋肉、神経、血管、内臓などが、それぞれの働きを全うできるわけです。それらの集合体である私たち人間は、それぞれの細胞が今この瞬間に、何を必要としているのかを知りません。しかし、私たちの体を構成する1個1個の細胞自身は、それを分かっています。彼らがつくり出す物質を通じて、細胞同士が常に「対話」しているからです。
  • 100分の1ミリ前後の細胞の中に、直径1000分の6ミリほどの核があり、そこには100万分の2ミリほどの幅ながら1.8メートルもの長さに及ぶDNAが格納され、その遺伝情報をもとに種々の生命活動が営まれている――。これが、細胞たちの織りなす驚異と神秘の世界がミクロコスモス(小宇宙)にたとえられるゆえんです。

    細胞が行っていること(生命活動)は、非常に複雑で緻密なものです。私たち人間が同じことを再現しようとしても、到底できるものではありません。だからこそ、私たちの心身の不調を未然に防いだり、不調を治癒したりできるのは、「医師」でも「薬」でもなく「細胞」だけなのです。細胞は、自分たちにどんな問題が起こっていて、どうすれば本来の生命活動を取り戻すことができるか、お互いに語りかけ、話し合い、自分たちで解決策を導きます。
  • 私たちの役目は、そんな細胞たちが活動しやすいように環境を整えてやることです。体のどの部位を構成する細胞であっても、快適だと思う環境や不快に感じる環境は共通しています。環境さえ整えれば、それぞれの細胞がそれぞれの役割の中で、最善の働きをしてくれるのです。

    こうした驚異の機能を持つ1個1個の細胞の力を最大限に高めるための学問が、「細胞環境デザイン学」です。細胞から元気になれば、心身のあらゆる健康問題を未然に防ぎ、万が一そうした問題に見舞われた場合でも、細胞から元気になれば改善できます。

    私たちは、環境を整えさえすれば、あとは細胞に任せればいいのです。そうすれば、細胞たちが万事うまくやってくれます。これが「細胞環境デザイン学」の本質であり、神髄なのです。

講演実績

読売ジャイアンツ・大阪近鉄バファローズ(当時)・西武ライオンズ・福岡ソフトバンクホークスなど
プロ野球チームのキャンプ地にて、選手やスタッフ、ご家族にスポーツコンディショニングの講演
倉敷芸術科学大学生命科学部にて「ミネラル栄養学」講義担当
花園国際美容学院にて「ミネラル栄養学」講義担当

企業・団体等
消費者庁食品表示課
ハワイ州立大学(ホノルル)
自然療法国際会議(キューバ)
Korea Food Research Institute 韓国食品研究院
(社)日本緑十字社
神奈川歯科医師会主催
播磨学校歯科医会
日本臨床形成美容外科医会
鳥取歯科医師会
小泉俊明事務所
日本ジュニアスポーツ育成協会
岡山大学 農学部
京都市農業委員会
南相馬市教育委員会
松原市教育委員会
寝屋川市教育委員会
京都市教育委員会
阿見町教育委員会
西南学院高等学校
昭英高等学校
新潟県柏崎高校
朱雀高校
京都北東ロータリークラブ
京都東山ロータリークラブ
京都中ロータリークラブ
浜松中ロータリークラブ
長浜東ロータリークラブ
大阪柏原ロータリークラブ
新潟県成婚活性化推進委員会
新垣形成外科
北里大学病院
ひらまつ病院
西崎病院
京都中央市場青果卸売共同組合研修会
京都税理士協同組合
一般社団法人日本介護情報センター
(社)水戸法人会
(社)国際和合医療学会
NPO法人 沖縄ヒューマンバリューヘルスクラブ
京都三条ラジオカフェ
ロングライフホールディング(株)
(株)成基コミュニティグループ
佐川印刷(株)
三洋電機(株)
(株)毛髪クリニックリーブ21
(有)カチオン
(有)パピヨン
(株)グリーンパスコーポレーション
NHK文化センター
毎日文化センター
金下建設(株)
三井住友海上火災保険(株)
西神オリエンタルホテル
ホテル日航プリンセス京都
インターナショナルVIPクラブ関西
沖縄印刷協同組合
(株)教育振興社
(株)日電
(株)船井メディア
徳進塾(CAIシステム株式会社)
瀬下建設工業(株)
タカラベルモント(株)
中央教育研究所(株)
(有)丸正ビジネスサービス
公益社団法人 日本WHO協会(大阪・神戸・鳥羽・大津)
ブラジルナチュラルグループ(サンパウロ)
牛久市放射線対策会議
致理技術学院(台湾)
全国学校栄養士協議会
社団法人 大阪府助産師会
歯科医師会西京支部
京都専売病院栄養科
東海療術師協会
人間サイエンスの会
日本青少年育成協会
龍谷大学
バニーズ京都サッカークラブ
銚子市保健福祉センター
島本町PTA
京都私立幼稚園協会PTA総会
川根町中学校PTA文化講演会
大阪教育大学附属平野五校園連合会
オキナワインターナショナルスクール
大阪市立大正東中学校
五和小学校
神前小学校
京都モーニングロータリー
京都堀川ライオンズ
京都プリンスワイズメンズクラブ
YMCA
姫路商工会議所
京都商工会議所
となみ青年会議所
土佐清水病院
坂口歯科クリニック
クリケ歯科クリニック
ハートセラピークリニック
京都府社会保険労務士会
大阪市シルバー人材センター
(社)未病予防推進協会
(社)健康科学研究協会
(社)日本青果物輸入安全推進協会
公益社団法人 ソロプチミスト日本財産
宇治市民大学
しちだ教育研究所
(株)グローリーインターナショナル
(株)PSGコーポレーション
(株)沖縄全薬
(株)ビオクラ食養本社
(株)NTTぷらら((株)NTT京都支店)
(株)KALS
(株)アメニティ/だいこんの花
全薬工業(株)
知恩寺護持会
黄檗山 万福寺護持会
相国寺和敬学園
ミキプルーン(三基商事(株)
リーガロイヤルホテル京都
神戸メリケンパークオリエンタルホテル
大阪府印刷工業組合
(株)アスカコーポレーション
(株)明倫ゼミナール
(協)丸正印刷
(株)日本サンガリア
(株)信用交換所
旭紙工(株)
あしたの種
三甲美術館

その他、多くの団体・企業にて