資格試験合格者インタビュー

神様はすべてを用意してくださっていて、それは全部自分の中にある。それを気づかせてあげるのが、私に課せられた使命なのです。

プロフィール

新谷哲生先生【歯科医師】
医療法人社団 聖哲会 シンタニ歯科医院 シンタニ歯科医院HP

1959年高松市に生まれ、神奈川歯科大学卒業。「健康づくり 人づくり 笑顔あふれる歯科医院」をコンセプトに「シンタニ歯科医院」を開院。噛み合わせ治療を専門に、幅広い治療経験をもち、ネパール・ベトナム・カンボジアなどの医療ミッションに参加した経歴もある。子どもの頃から動物や自然が大好きで、趣味はヨット。夢はヨットで世界一周。著書は「歯みがきの絵本 サンジャーム船長~7つの海の大冒険~虫歯編」「目くばり 気くばり 心くばり (歯科医が書いた人生を成功させる秘訣)

―まず、杏林アカデミーを受講したいと思ったきっかけを教えてください。

運命・・・でしょうか(笑) 人伝いに山田豊文所長のことを知ったのですが、多くのアスリートや著名人のコンディショニングや減量のサポートをして、成果をあげていることを聞き、興味を持ちはじめました。そこでまずは先生の著書を何冊か読みました。最初に読んだのが、「『食』を変えれば人生が変わる」と「脳がよみがえる断食力」の2冊だったと思います。そこで初めてファスティングのことを知って・・・もう相当衝撃を受けましたね~。私自身、当時アルドステロン症で副腎を摘出したばかりで、内服薬もかなりの量を常用していました。副作用もとてもつらくて、何とかしないといけないなと思っていたときだったので、藁にもすがる思いでミネラルファスティングに取り組みました。

―そのときのファスティングの効果はいかがでしたか?

3日間のファスティングだったのですが、98kgあった体重が91kgまで落ちました。体重がこれだけ落ちたことにもびっくりしたのですが、なにより薬の副作用で搔痒感や肌荒れもひどく、毎日やる気も起きず、ぼーっとしていることも多かったのが、ファスティングをしてからなんだか体調がよくなったんです。「あれ?これは?」と思いました。それから、山田先生のすべての書籍を読破しました。特に『病気がイヤなら「油」を変えなさい!』と『脳がよみがえる断食力』は相当読み込みました。患者さんにもぜひ正しい情報を知ってほしいので、今は『なぜ、マーガリンはなぜ体に悪いのか?』を院内で販売しています。自分がファスティングでみるみる体調がよくなったこともあり、もっと深く学びたいという思いが強くなって、中級講座に申し込みました。

―そうだったんですね。先生はもともと統合医療への関心が高かったと聞いています。

西洋医学は確かに素晴らしい医学ではあるのですが、僕自身の中で不信感が芽生えつつあったんです。10年程前なんですが、高血圧と診断されて、そのとき薬を1種類処方されました。でも、飲み続けても一向によくなる兆しはなくて…その3年後には薬の量は3種類に増え、最終的には朝7種類を全部で9錠、夜は6種類を7錠は飲んでいましたよ。まさに薬漬け! そのときかかっていた病院は、地元で『薬のお医者さん』と言われるほど、すぐに薬を出すことで有名な病院だったんだけど、薬はどんどん増えていく一方なのに症状はよくならないので、さすがに「これはおかしい!」と思って転院しました。そんなある日、血圧が230/150まで上がってしまって緊急入院して、精密検査を受けたんです。そこではじめてアルドステロン症だとわかって、急きょ手術をして…副腎を摘出したのです。今まで、なんのために大量の薬を飲んでいたんだろうね。なにも治っちゃいなかったんですよ!

―薬で症状だけを抑えていた典型例ですね。

そうですね。あと、歯科医を30年もしていると、来院される患者さんはだいたい3パターンに分けることができることが、経験上分かってきたんです。1つ目は歯科の処置ですぐに完治できる患者さん、2つ目はきちんとかみ合わせの治療をしないと、そこが起因になって全身症状に進行してしまう患者さん。ただ、この2つは時間がかかっても、きちんと歯科治療さえすれば改善できるんです。
そして最後の3つ目はというと、生活習慣とか歯以外での問題が原因となって、歯に不調が出てしまっている患者さん。この3つ目の患者さんの場合、歯科治療をどんなに頑張っても、それだけでは完全な治療は不可能なんですよ。しかも、この3つの割合は、だいたい同じくらいいるんですね。ということは、3つ目のパターンに該当する患者さんは30%強いらっしゃるということです!結構多くないですか?

―3人に1人は歯科治療だけでは対処できない…とても多いですね!

そんなこともあって、西洋医学一本ではなく、統合医療をすべきだと日々の診察の中で感じるようになって、勉強をするようになりました。東洋医学とか、アーユルヴェーダなどもかじりました。そんな中で分子整合医学にたどりつき、山田先生の『細胞環境デザイン学』を知ったんです。

しかし、いいタイミングでインタビューを依頼してくれましたね!最近ちょっと不摂生だったので、今日から3日間ファスティングをしようと思います(笑)(この後、ファスティングの結果を報告してくださり、2.7kg減量されたそうです)

―先生はご自身が定期的にファスティングを行っているだけでなく、患者様にも指導されていると伺っていますが、そのことについて聞かせてください。

「杏林予防医学研究所 細胞環境デザイン学 認定医」となってから、患者さんにミネラルファスティングを指導し、100%の効果を挙げていますよ!体重は皆さんだいたい3~5kg程度は減るかな?男女関係なく体重の多い人ほど、体重の減りは大きいです。

中には血圧が140/110から、ファスティング後は115/78まで減って、降圧剤をやめた患者さんや、がん患者さんで、ファスティングを行って腫瘍マーカーの数値がよくなった方が2人ほどいます。治ってくれればうれしいのですが…。

体感としては、目がよく見えるようになった・昔のスラックスがはけるようになった・記憶力がよくなった・食事がおいしく感じる・酒豪だった人が適量で満足できる体質になった・便秘が治った・お化粧のノリがよくなった・若くなった・明るくなったと言われるようになった・美人に生まれかわった!…はないですが(笑)皆さん多くのうれしい感想を寄せてくださいますね。

―素晴らしいですね!患者さんがミネラルファスティングを初めてするときは、「食べなくて本当に大丈夫だろうか」といった恐怖心も大きいと思います。

患者様にファスティングをいただくときは、女性スタッフが電話でサポートし、不安を取り除くようにこころがけています。とても感謝されますよ。

―優秀なスタッフがいらっしゃるのは、こころづよいですね。

毎週金曜日に、医院の方向性についてスタッフ全員でミーティングをしています。うちの医院では1階は歯科診療をしていて、2階は健康づくりの空間として『サンジャーム』を運営しています。サンジャームは自費診療で、患者さんの健康問題について、治療方針や方法のご希望をお聴きし、最高の材料と術式での施術を行います。保険診療ではありませんが、歯だけでなく全身の姿勢や咬合について治療をします。ここで、健康づくりの柱としてファスティングプログラムを提供しているんです。

―サンジャーム?そういえば、先生が作られた絵本も「サンジャーム船長」という名前が登場していました。

「サンジャーム」は造語です。私の別名としてある方に名付けてもらいました(笑)。「サン」は太陽のように明るくパワフル、「ジャーム」は胚芽。これから芽を出してどんどん増殖するぞ~という細胞ですね。

―これから健康になるぞ!っていうわくわく感が伝わってきそうな名前ですね。 他にも、細胞環境デザイン学を学んで、医院に応用されていることはありますか?

たくさんあります!ファスティングももちろんですが、9つのメソッドを医院づくりに取り入れています。そういえば音楽もレコードや生のピアノ演奏に切り替えたんですよ。患者さんの細胞を元気にできる環境を整えています。朝日を浴びることの大切さ、どういった水を飲むべきか、サプリメントの摂り方など生活習慣についても患者さんにアドバイスするようになりました。

あ、もちろん私も、細胞環境デザイン学の9つのメソッドを実践していますよ!特に音については、学生の頃に聞いていたレコードプレーヤーを引っ張り出してきて、レコードを新調しました。毎朝聞いていますが、本当に心地よくて、細胞が癒されているのが分かります。

また、私が住んでいる高松は自然がいっぱいの素晴らしい環境なので、「光」「水」「空気」…最高のものがそろっていますので、自動的にそれらの恩恵を受けることができます。ただ、最近は寒いので、「休息」がちで「運動」がお留守にしがちですが(笑)気をひきしめます!

サプリメントについてもマグネシウムやオメガ3系、タウリンなどを愛用するようになりましたし、治療後の患者さんへのサポートも細胞環境デザイン学に沿ったメディカルサプリメントを使用しています。マグネシウムや亜麻仁油は手に取りやすいのか、愛用してくださる患者さんが多いです。
当院のスタッフも飲んでいるのですが、なんと2年間で5人がおめでたで退職しました!ときどき子どもを連れて遊びにきてくれます。退職してしまうのはさみしいですが、うれしいですね。

―恐るべし、亜麻仁油×マグネシウムパワーですね。

ファスティングを柱に、生活習慣やメディカルサプリメント指導で患者さんを健康にできる方法をいろいろ構築中です。そのため、何人かのスタッフには杏林アカデミーで勉強した内容を教えていますよ。そうそう、「ジニアスアカデミー」と銘打って、3歳までの子ども教育のプログラムを展開しようと現在企画中なんですよ。

―「ジニアスアカデミー」ですか?とても興味があります。どういったものなのでしょうか。

「三つ子の魂百まで」をスローガンに、お母さんの妊娠中から、赤ちゃんが0~3歳まで、食事や生活習慣などの方面から、子育て支援をするプログラムを提供するんです。妊娠中のお母さんが食べたもの、子どもが幼少期に口にしたものが子どもを作る―。これは 山田先生のお孫さんを見たときに、よくわかりました。本当に元気で、健康なお孫さんでしたし、先生の娘さんがお2人とも優秀な事からも、幼児期の食事や教育がいかに大切であるかということが証明されていますよね 。

親として、元気な子どもは宝ですし、ましてや素晴らしい能力をもって世の中で活躍してくれるとなると、なにより嬉しいことです。未来ある子どもたちに、芸術・運動・勉強といろんな可能性を作ってあげたいですね。山田所長がいつもおっしゃっている『赤ちゃんは天才』を実践していくつもりです。「食事」については、特に重視して指導していきたいですね。玄米+野菜中心の穀菜食や、オメガ3の重要性、世の中に氾濫している毒まみれの食べ物について、正しい知識を教えてあげたいなと思っていますが、なによりお母さんの手作りの食事が大切であることを伝えていきたいですね。

―頭のいい子を育てるのに正しい食事は必須ですものね。

そうです。私は歯科医なので、小さいころからの歯磨き習慣や、よく噛むことの重要性とか、そういった切り口からもアドバイスしてあげたいですね。今、柔らかい食べ物が好まれる傾向があるから、歯と顎のバランスが崩れて、矯正治療が必要な子どもたちが本当に多いんですよ。よく噛むことは本当に大切ですよ、歯の健康だけじゃなくて脳への血流量もUPするから、子どもが賢くなります。あとは口呼吸や姿勢の問題とか…子育て中のお母さんたちに、勉強してもらいたいなと思っています。子どもが健康に育つことは、親子の幸せでもあり、ひいては日本を救う一助にもなると思っているのです。

―子どもが病める社会に明るい未来なし、ですね。先生のご活躍は日本の未来を明るくする予感がします。そういえば、先生は海外に医療ボランティアに行かれた経験があるとか、そのことについて聞かせていただいてもいいでしょうか。

私が所属する日本青年会議所(JC)医療部会の行事で、ネパールに2回、ベトナムに1回、カンボジアへ1回行きました。それはそれはもう衝撃的で…いろいろ考えさせられましたね…。一番初めは1995年に、世界の最貧国といわれるネパールに行ったんですが、当時は国民100万人に対して数人の医師、1.6人の歯科医師しかいないんです。100万人というと、日本でいうと香川県と同じくらいの人口ですよ!それに対して歯科医師が2人程度。どれだけ医療整備ができていないかが、わかるでしょう!!こんな国では4年前から歯が痛い、10年前から足が腫れているというのなんて当たり前なんです。

合計で4回医療ボランティアに行ったけどもね、ネパール・ベトナム・カンボジア…どの国でも、貧困の中で人々は懸命に生きてるんです。特にそこで生きる子どもたちは衝撃的でしたよ。教科書は使いまわしてぼろぼろ、服は日本の子どもたちのお古なのかな?体操服に名札が貼ってあって、日本の名前が書いている。古着だから、おっきな穴があちこちに空いているし…。でもね、みんなたくましくて眼をキラキラさせて、勉強も一生懸命。裸足でも素敵な笑顔で走り回っていたよ。

一方の日本はというと、子どもたちの眼は輝きがなく、覇気も元気もない。ひきこもりや登校拒否が問題になっていて、勉強もしないしクラブ活動もしない。1995年というと今から約20年前だけど、まさに現代の子どもたちの状況のはしりだったんでしょう。本当に寂しい限り。診察の空き時間でサッカーや縄跳びをして子どもたちと遊んだけど、コミュニケーションをとるのに、言葉なんて一切要らなかったんです。子どもたちのキラキラした笑顔を見て、こんな目を日本ではあまり見ることができなくなったなあって心の中で嘆いてしまいました。

ただ、海外での診察は本当にハードでした!30度以上の気温で、汗がシャワーのように噴出してくるし、シャツはみるみる色が変わるし、水を飲まずにはいられなかった。午前中だけで3Lくらいは飲んだと思います。飲んだ水が、そのまま額に直行して、玉のような汗に変わるような状態(笑)。医療設備も日本のように整っていたわけではなかったから、頭に手元を照らすためのライトをつけて…。50歳を越えていた私には、相当きびしかった!!

でも、子どもたちの笑顔を見ると、疲れがふっとぶほど喜びを感じました。子どもたちの笑顔には100万ドルの価値があるんです。

―本当の豊かさとはなにかと、考えさせられます。

子どもたちに「夢はなに?」って聞くとね、「明日を生きること」「大人になること」なんて言うんです。日本の子どもだと絶対に口にしないでしょう。そんなこと当たり前として育っているんだから。日本は本当に幸せな国なんですよ。飢餓で死ぬ人もいないし、屋根のないところで雨に打たれたり、寒さに震えながら寝る人もほとんどいない。毎日食事をしようと思えば不健康なものであっても口にできるし、学校だってほとんどの子が行っている。医療だって整備されていて、保険証さえあれば病気になってもお医者さんがなんとかしてくれるだろうって思っていますよね。
でも多くの途上国は病気になったら、「死」を覚悟しないといけない。食料は溢れ、学校にも行かず、せっかく購入した教科書も新品の状態、親とけんかばかりし、なんで勉強なんかしなければいけないかと暴言を吐き、将来の夢すら持っていないのに、あれが欲しい、これが食べたい…。世界には大人になることを夢見る子どもたちがどれほど多いか。学校に行きたいと思っている子どもがどれだけたくさんいるか。そういった世界の実情を知らずとも、日本の現状はひどすぎるんじゃないかな。狂っていると思います。怒りをとおりこして、あきれかえる日本の子どもたち…もちろん皆が皆ではないですが、贅沢病以外のなにものでもないと思いますね。裕福さや溢れかえった食が子どもたちを狂わせていることは、明らかだと思う。

―日本もほんの数年前までは、発展途上国と同じような状況だったのに、いつからこうなってしまったのでしょうか。

日本の現状は本当に嘆かわしいです。でも、なぜこうなってしまったのか。国が、政治家が、役人が、教育者が、そして親がもっともっと考えなければならない。子どもがまともに育たない国の生い末は悲惨なもの、大切に育てるという意味をはき違えている以外のなにものでもない。日本を牽引していくリーダーが、少なくとも世界から様々なことを学び、感じる必要があると思うのは、きっと私だけでないと思うんです。人の幸せって何なのか、生きるということはどういうことなのか、医療って何なのか、医者の本当の役割は?―。貧しい国の子どもたちの目は輝き、何事にも興味を持ち、生きている目をしています。日本の子どもたちの目はどろ~んとしていて、悲しいけれども魅力なしです。この差はなんなのでしょう。幸せはどこにあるのか―。この答えは、僕はアンデルセンの『青い鳥』と同じように、幸せは近くにあふれているんじゃないかなと思っています。いや、「今」が一番幸せなのです。

―本当は幸せであるのに、人は今の幸せに慣れてしまって、気づかなくなってしまうんですね…。

そういえば、2012年のカンボジアでの医療ボランティアに、娘もつれていったんです。私がネパールに初めて医療ボランティアに行って、人生のターニングポイントとなったように、高校生の娘にも親として何か残せるものがあると思って連れていきました。心に種を植え付けるだけでいい、いつか成長して、花を咲かせ、実をつけてくれれば彼女の人生にとって有意義なものになると信じていたんです。親の身勝手かもしれませんが(笑)
愛娘と2人で旅行をしたのは、はじめてだったのですが、空港までの道のり、現地で、帰路で―。医療ボランティアで自分が感じた事、人生観が変わったこと、いままで頑張ってきたこと…他愛もない話から、いままでしたことがない深い話まで、いろんな話をすることができました。「このミッションについてくるか?」と聞いたとき、二つ返事で「行く!」と言ってくれたのは本当にうれしかったですね。そこで何かを感じてくれたのか、彼女は今、医学部で医者を志して頑張って勉強しています。そんな娘をもって、私は今、本当に幸せです。

―未来へのバトンがつながることは素晴らしいです。先生の夢を教えていただけますか?

私の夢ですか(笑)!世界中の人たちを幸せにすることですね。
大きすぎて、まだ漠然としていますが本当にそう思っています。ただ、「そんなこと言ってどうするの?」という年齢になってしまいましたが(笑)。でもわかっているのは、幸せになるためには、一番大事なのは「健康」なんです。間違った情報が、さも健康の常識かのようにまかりとおっている世の中を少しでも良くしたいですね。

最近、医療を臓器で分けるメリットについて、理解できなくなってきました。人は個体として1つですよね?もちろん専門性はあってもいいのですが、本当に不思議に思います。専門性をもってしまうからこそ、木を見て森を見ず。本当の意味での治癒がかなわないのです。病気の原因が、自分の専門外の部分にあったら、お手上げになってしまいますから!現代医療の再編が必要な時代が来ているのではないでしょうか。

▲ 先生のヨット「ラピスラズリ」で山田所長と

また、お金の流れで大きく真実が曲げられ、医療がビジネスとなってしまっているのも、問題ですね。これでは、だれも幸せにはなれません。健康になれないのですから。大きな幸せでなく、小さな幸せをたくさん与え、自分も受け取るのが大切。大きな幸せのあとにはかならず、振り子と同じ原理で何かが起きてしまいます。細胞環境デザイン学もいっしょで、薬を飲むと一瞬は幸せかもしれませんが、必ずその反動がきます。細胞は、良い環境さえ与えてやれば、正しく機能する素晴らしい力を持っています。万物の創造主は、細胞にそんな力をあらかじめ与えてくれているんです。医療を担う歯科医師として、細胞環境デザイン学をもっと勉強して、当たり前のことを当たり前にして…、たくさんの人を健康にしてあげたいです。すると自然と夢がかないますね。 もうひとつは個人的な夢ですが、自慢のヨットで世界一周がしたいですね!世界の文化や食を楽しみながら経験したいです。食いしん坊なのでしょうか(笑)こんな感じです。

―貴重なお話をありがとうございました!
『ありがとう』と言うことでしょうか。

ある人の講演会で『ありがとう』を1年で100万回言うといいことがあるよと教えていただきました。
1日3000回ペースです。心をこめなくても、悲しいときでも、歩きながらでも、車を運転しながらでも(笑)言うといいよと。それ以来、家から病院まで『ありがとう』と言いながら通勤しています。ただ人前や人ごみの中で言っていると、奇異な目で見られるから用心してくださいね(笑)でも、本当にいいことがおきます。
僕の実体験として、1万回言ったあたりで「あの人元気かな〜」と思っていたら、突然その人が目の前に現れたり、探し物をしていたら友人が教えてくれたり…。びっくりすることが、点と点が繋がるように多く起こったんです。落ち込んでいても元気が出ますし、周りも自分も笑顔になりますね。ありがとうパワー!いや、『ありがとう教』でしょうか(笑)こだわりかと聞かれれば、「?」なのかもしれませんが、お金もかからずできますし、
一人でいるときは是非やってみてはいかがでしょうか。ちなみに今は、4,547,900回です。(2016.3.15時点)
どんなことが起きるか、ワクワクしています。

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